研究室紹介


 神戸大学昆虫多様性生態学研究室は昆虫機能学研究室のうち、生理学分野を主に扱う竹田・坂本ゼミと、生態学と分類学分野を主に扱う前藤ゼミが分割し、2012年4月に誕生した研究室です。

 

 農学部では生命機能科学科・環境生物学コースに所属します。また、大学院は農学研究科・生命機能科学専攻・農環境生物学講座に所属します。

 

  当研究室で研究を行うには、

 

(1)農学部・生命機能科学科・環境生物学コースへの入学/編入学

(2)農学研究科・生命機能科学専攻・農環境生物学講座への入学

 

のいずれかの経路があります。(1)および(2)すべてにおいて入学試験があります。

 

学部(1)では3年後期から研究室に配属されますが、希望者すべてが当研究室に配属されるわけではありません。研究室配属前に、希望する担当教員に連絡をとって研究内容についてご相談ください。

 

大学院(2)から当研究室での研究を希望する場合は、入学試験前に希望する担当教員に連絡をとって研究内容について必ずご相談ください(電子メール等で教員に連絡をとり研究室を訪問するのが望ましいです)。なお、研究を行うにあたっては英語論文を読解する能力が必須です(毎週、英語文献を読んで報告するセミナーがあります)。したがって、どんな英語論文を読んでいるか研究室訪問時に質問しますので事前に関連文献を読んで準備しておいてください。

 

ちなみに、当研究室に所属する学部生の多くが大学院に進学しています(2017年は4人中4人)。また、他大学から進学してくる学生も比較的多く、大学院生のうち4割弱が他大学出身者です(2017年4月現在)。

 

 

 

主な研究テーマ


 本研究室では、様々な昆虫を材料とした研究を行っていますが、特に鱗翅目害虫とそれらの天敵である寄生蜂を研究しています。研究は生態学、分子生物学、系統分類学など様々な領域をカバーしますが、総合的病害虫管理や里山の保全など、人と地球環境、双方により良い昆虫の利用を視野に入れています。

 

・寄生蜂の生態 

・寄生蜂の系統分類

・捕食性昆虫の生態

・鱗翅目幼虫の生活史・行動

 

その他、最近の研究テーマについては研究室員の学会発表タイトルが参考になると思います。

  

ギンケハラボソコマユバチ  Meteorus pulchricornis (Wesmael, 1835)

 

害虫であるハスモンヨトウの天敵である寄生蜂の一種ギンケハラボソコマユバチを用いた様々な研究を行っています。研究室員が「メテオルス」と呼んでいるのこのハチです。

 

 

ケムシの被食防衛行動

 

 鱗翅目幼虫の二次刺毛の機能を明らかにするために捕食者を使って実験しています。